平成31年３月2日、「名古屋・ウインクあいち」において、操縦士協会中部支部の平成30年度活動報告会が開催され、30年度活動報告と
　委員交代、31年度の活動計画が発表されました。引き続き、安全セミナー、懇親会が開催され多くの参加者で賑わいました。
　　以下、その模様を報告致します。

　「中部支部活動報告会」　　14:00 ～
　＊ 議事内容については、支部役員会において、既に承認されたものです。

1 協会本部副会長　菅生氏よりご挨拶
　　感謝の意「支部の日頃の活動にご協力を感謝いたします」

　　近況報告
　　(1) FTD/Flight Training Device 飛行訓練装置の運用について
　　　装置の老朽化に伴い、トラブルが多々発生し、訓練等の障害となっていて、継続運用が困難になっています。
　　　今後どの様な形で運用していくのか現在検討中です。

　　(2) パイロット誌等をデジタル化してHPにアップしていますので、会員ページにてログインし、ご利用ください。

 

　　(3) 昨年度より代議員制度を採用する事になり、継続する予定なので、ご協力お願い致します。
　　

2 平成29年度の活動報告

　　(1) 具志支部長より挨拶。
　　　　支部委員会、管制交流会、支部長会議など活動実績について報告。
　　　　今年度の支部長会議は沖縄にて実施された。

　　(2) 支部長より会計報告があり、収支について適切に処理されていることの確認を、監査役　松尾副支部長により報告。

　　(3) 支部長より平成31年度の役員および代議員の紹介。

　　　　次年度の変更は…　支部長　青木富雄　氏に交代。その他は変更なし。

　　支部長　　　　　　　青木　富男　　　　（ ㈱ セコ・インターナショナル ）
　　副支部長　　　　　　柴原　悠　　　　　（ 新日本航空 ㈱ ）　
　　副支部長　　　　　　松尾　学　　　　　（ 中日本航空 ㈱ ）
　　委員　　　　　　　　大野　功喜　　　　（ 中日本航空 ㈱ ）　
　　委員　　　　　　　　甲斐﨑　大樹　　　（ 名古屋市消防局 ）　
　　委員　　　　　　　　喜久生　隆太　　　（ ジェットスタージャパン ㈱ ）　
　　委員　　　　　　　　中橋　佳彦　　　　（ 名古屋飛行クラブ）　
　　委員　　　　　　　　西小路　友康　　　（ 三菱重工業 ㈱ ）　
　　委員　　　　　　　　村田　良夫　　　　（ 川崎重工業 ㈱ ）　
　　委員　　　　　　　　吉田　善彦　　　　（ 名古屋空港自家用機協議会 ）　　

　　支部担当理事　　　　野口 義博　　　　　(自家用)

　　代議員（兼務）　　　甲斐﨑　大樹　　　（ 名古屋市消防局 ）　
　　代議員　　　　　　　鈴木　乃武典　　　（ 愛知県警察航空隊 ）

　　(4) 平成31年度の活動予定として
　　　　管制交流会等検討中。

　　(5) 質疑応答
　　　　特になし

　「安全セミナー」　　　15:00 – 16:30

　 「飛行とアルコール」について

　　最近、エアライン操縦士の乗務前の飲酒についてマスコミ関係をにぎやかし世間の非難を浴びている状況です。

　　航空身体検査医の後藤直史氏から「飛行とアルコール」について、飲酒の影響と自己診断法の紹介とレクチャーがあり、参加者は

　　興味深く聴き入っていました。

　　後藤先生は、医師で、なおかつ自家用操縦士技能証明、更に計器飛行証明も取得され、飛行機３２機種、滑空機８機種の経験があり、

　　飛行時間は約1200時間と経験豊富です。
　　　　資料：PDF

 

　　昨今、世間で騒がれているパイロットの飲酒問題についてのお話です。

　　この操縦士の飲酒については、昔より、人が乗り物を操縦・運転するようになってから、ずっと続いている永遠の課題です。

　　ずいぶん昔の事故ですが、JAL CARGO便がアンカレッジ空港で離陸直後に墜落炎上しています。

　　飛行の前には、十分な時間間隔（12～24時間）を取るなど、節度ある適度な飲酒にして、きちんと自己管理をしましょう！
　　
　　最も良いルールは「呑んだら飛ぶな！」

　



　

　　

　　

　セミナー終了後、恒例の懇親会が開かれて、酒も入り話も弾みました。

　　　　　　皆さん、飲酒は控えめに　安全飛行で行きましょう！
　飛ぶなら～呑むな！！