航空安全セミナー

2010年5月26日
齋藤 幸雄
第40回 航空安全セミナー開催報告

2010年度のシラバスは、計器飛行証明を目指される方、取得後のリカレントを希望する方を対象に2回に別けて開催を計画させて頂きました。
1回目となるセミナーを5月22日に開催いたしましたのでご報告致します。

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勉強会という位置づけで募集をさせて頂いたところ、事業用操縦士、官公庁操縦士、自家用操縦士と幅広い分野から30名を超えるお申込みを頂き「計器飛行証明」に関して関心が高いことを改めて知ることが出来ました。

講師は、防衛省、民間事業会社、定期航空で長年飛行をされた、小西正人会員にお願い致しました。
講演の相談段階でターゲットをどうするか議論を重ね、今回の基礎編および応用編を開催することとなりました。
講師の小西さん曰く、基礎を知らずして計器飛行としてフライトすることは難しいという言葉通り、法律の解釈、管制方式基準、飛行設定基準、暫定基準など情報が入り乱れており、まずは情報を整理することが第一とのことです。

AIM-JAPANを教材として利用し,どの章に情報が書かれているか講義を進めながら説明して頂きました。参加した方から「AIMはとてもまとめられた情報源だということを改めて気がついた」という感想をお聞きしました。

今年度のセミナーは前編後編として企画していますので、次回 7月17日に続編を開催いたします。
今回は定数に達しているため、新規のお申込みを頂けませんが同様の内容で 11月及び12月に開催する計画を立てていますので、今回参加できなかった皆様も是非エントリーしてみては如何でしょうか。


参加者のアンケートをご紹介いたします。
法規を読むだけではなく、解説を聞くことができて理解が深まった。
年末に計器飛行証明受験を予定しており事前の準備として非常にタイムリーな内容であったと思います。7月も期待しています。
気軽に参加できるセミナーであって内容がしっかりしている講義だったと感じた。オーラルで聞かれそうな内容であり、ポイントがコンパクトにまとめられていて良かったと思う。

以上
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